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305:品川くじら 9/3 1:32
さくらと淫らなサバト(86)
普段物静かなイメージの強い知世の突然の怒りに利佳はたじろぐ。
「えっ?知世ちゃん、私、何か悪い事言ったかしら。」
「さくらちゃんだって、これから私たちがどうなるかなんて解かるわけないでしょ!?無理な質問で
私のさくらちゃんを困らせないで!」リードが伸びる範囲だが、利佳に詰め寄る知世。
「と、知世ちゃん・・・」友情に感謝しながらも自分に向けられた愛情表現に戸惑い、苦笑いするさくら。
「2人とも、ケンカはよくないよ。あの人たちに利用されちゃうよ。」奈緒子がたしなめる。
しかし少々遅かった。
実は風呂場と脱衣場の仕切りの扉が僅かに開けられ、ちぃが耳をそばだてていたのだ。
知世と利佳の対立を知った彼女はさっそく3人の仲間を集めて何事かを耳打ちした。
「お二人には仲直りのチャンスが必要ですわね。」利佳の世話をしている、ゆずきがニヤリと笑う。
「これまでの調教結果を見るいいチャンスかもしれないわね。」眼鏡を外しながら楓が呟く。
「私、あんまり奈緒子ちゃんをお仕置きしたくないなぁ。」みさきが溜息を吐(つ)く。
「ちぃ、さくらが恥ずかしがったり、いやいやするのを見るのが楽しみ。」ちぃは無造作に下着を脱いだ。
ようやく全裸となった4人は、さくら達の待つ風呂場へと入っていった。
そしてさくら達の繋がれた金具の場所へ歩み寄る。
「みんな、大人しくしてた?」にこやかに笑いながら楓が4人に呼びかける。
「あ、はい。それはもう・・・」先程までの怒りが嘘のように、穏やかに応える知世。
「利佳さま、さっそく洗い場の方へ参りましょう。」ゆずきは敢えて知世と利佳の争いごとに
気付かぬふりをしながら壁の金具に結び付けられたリードを解き、ハンドルを手に取る。
利佳はゆずきの顔色を窺うように付き従うのだった。
(87)へ続く

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