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282:品川くじら 6/27 3:20
第2回葉鍵レズリング(79)
愛佳相手の時とは、まるで勝手が違う素早い動きに困惑する智子の口を、由真の唇が塞いだ。
一方的にディープキスの体勢に持ち込まれたと気付いた智子は、負けじと由真の体に腕を絡め、
貪(むさぼ)るように唇を吸いにいく。
どちらからともなく、口を開き、舌を絡める激しいディープキス合戦が始まった。
由真のテクニックは荒削りで勢いに乗ったものでしかなかったが、まるでレイプの様な激しさで
智子の口腔を蹂躙する。
智子の脳裏に一瞬の被虐感が去来し、彼女の理性は慌てて、それを否定しなくてはならなかった。
この前哨戦の帰趨(きすう)を握る者が、今後の主導権を握るのだ、ならば一歩たりとも退く訳にはいかぬ。
自分を駆り立てるように由真の口内を刺激する智子。
その時、観客席の吉井、松本、岡田が行動を起した。
岡田「由真〜ッ!十波由真、頑張れ〜ッ!!」
松本「保科、押されてるよ〜ッ!もう一息だ、がんばれ〜ッ!!」
吉井「由真!由真!由真!!」拍手と足踏みで由真に声援を送る。
智子(あ、あいつら〜、ここまでウチをコケにするんかい!!)3人の野次を聞いて逆上した。
だが焦りは相手の付け入る隙を生み出してしまった。
由真の左手が智子の背中でブラのホックを弾く。
しまった、と思ったときには由真の右手が智子の後頭部から離れ、左太腿を撫で擦(さす)りに来ている。
体勢を立て直したい智子は、ステップバックでディープキスから抜け出し、由真からの愛撫を振り切った。
が、キスの影響に心理的要因が重なり、大きく呼吸が乱れている事が傍目(はため)にも解かる程だ。
それを見た由真は、すぐさま智子のブラを剥ぎ取りに掛かる。
(80)へ続く
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