さくらと厳しいお仕置き2ハニャウェ〜ブ研究所CCさくら総督府(18禁OK)
9 名前:品川くじら [2012/01/11(水) 04:30]
さくらと淫らなサバト(149)
「周りは一面の海・・・ここは島だったのね・・・・・」
利佳が呻くように言う。
「こ、これは・・・これでは船か飛行機がなければ、脱出できないという事ですの・・・」
事態に気が付いた知世も絶句した。
その時、パチパチパチと手を叩く音がして、建物の影から数人の人影が現れる。
「知世ちゃん、ご名答だね。そう、君たちはこの島から逃げる事は出来ない。」
声の主は首領だった。
どうやら数人の黒服やメイドと共に待ち伏せていたらしい。
思わず別方向へ逃れようとする6人だったが、その方角からも数人のメイドと黒服が現れ、道を塞ぐ。
「おかしいよ!どうして私たちの行き先が解かったの!?」
千春が驚き叫ぶ。
「罠・・・罠だったんだね・・・どうも話が美味(うま)すぎると思った・・・。」
奈緒子の不安は的中したようだ。
さらに背後から追ってきた黒服達が階段を駆け上がって姿を現し、さくら達は3方向から囲まれてしまった。
じりじりと包囲網は狭(せば)められ、6人は身を寄せ合うように固まってしまう。
「ああ、『ここは日本ではない』って、そういう事だったのね!」
奈緒子は首領の言葉を思い出して叫んだ。
「奈緒子ちゃん、憶えていてくれたかね。そう、ここは日本本土から約1000キロ離れた島だ。
戦時中にはサイパンから飛来するB29を監視する為のレーダー基地だったらしい。
君らの目の前にある錆び付いたサッカーゴールみたいな物は
当時使われていたレーダー『タチ4式電探』だよ。」
首領は施設のある島について概要を語った。
「すると施設は昔の基地司令部を改造したものか何かですのね・・・」
知世が呟く。
「そう、言うなればリサイクルって奴かな?空襲に備えた地下施設として作られてたから使いやすかった。」
首領は言葉を続ける。
「だから君達が逃げる方向を特定し、お待ちする事が出来たという次第だよ。」
会話している間にもメイドと黒服達は、さくら達との距離を詰めてくる。
耐え切れなくなったさくらは遂にカードケースから1枚のクロウカードを取り出し、魔法の鍵をかざして呪文を唱えた。
「契約の名の元にさくらが命じる!レリーズ!!」
(150)へ続く



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