さくらと厳しいお仕置き2ハニャウェ〜ブ研究所CCさくら総督府(18禁OK)
1 名前:品川くじら [2012/01/05(木) 01:03]
前スレが容量いっぱいで書き込めなくなったので、スレ立てします。
前スレへのリンク:http://www.sakuraita.net/bbs/test/read.cgi/misakura/1187027802/l50

2 名前:品川くじら [2012/01/05(木) 02:12]
さくらと淫らなサバト(142)
ちぃは牢の中に予(あらかじ)め準備しておいたらしい平オムツとさくら専用のオムツカバーを
取り出し、さくらに腰を浮かせるよう促す。
さくらが浅いブリッジの姿勢を取り、床と腰の間に隙間が出来ると、ちぃは手早くオムツカバー、
平オムツの順番で腰の下に敷き、さくらに再び腰を降ろすように指示する。
さくらの尻が紙オムツの上に着地すると、柔らかな臀部の皮膚を通じてゴワゴワとしたオムツの感触が伝わってきた。
もう数回経験している事ではあるが、慣れるものではないし、慣れたくもない。
(このオムツを汚したら明日の朝どんなお仕置きが待ってるか解からないんだもん・・・どこまで
汚さないように頑張れるか不安だよ・・・)
夜の間じゅう、緊張を強いられるので碌に眠れないのも実に嫌だった。
そんな想いに駆られている間にも、ちぃは手早くオムツをさくらの腰廻りに巻き付け、オムツカバーを被せて固定する。
作業を見学させられている利佳は、さくらに同情的な目線を送っていたが、自分に順番が廻ってくると不安な面持ちに変わった。
(・・・ああ、嫌だ・・おトイレくらい自分でしたいのに・・・汚いし、恥ずかしい・・・)
年頃の少女らしい羞恥心がオムツを履かされる事への心理的抵抗になる。
しかし、ゆずきから、ベッドから立たされたさくらと交替にベッドへ仰向けに寝るよう促されては逆らえない。
お仕置きを恐れ渋々従う利佳。
ゆずきは極めて無感情にオムツを装着する作業を進めていき、利佳は目を閉じて屈辱に耐えている。
その頃、隣の牢でも楓と最によって、知世と千春へのオムツ装着が進められていた。
まず知世がベッドの傍らに立たされ、楓によってロングヘアを体の前側に廻される。
背中側に障害物が無くなったところで、ベッドに横たわるよう促され、オムツを付けられていく。
(くやしい・・・私(わたくし)が、この私が・・オムツで排泄管理されるなんて・・是ほどの屈辱は他にありませんわ・・)
(143)へ続く

3 名前:品川くじら [2012/01/07(土) 03:01]
さくらと淫らなサバト(143)
楓は自分から目線を逸らす知世の仕草を見て、オムツを履かされるのを嫌がっているのに気付くが、
当然の如く作業の手を止める事は無い。
「知世ちゃん、世の中には嫌でもしなくてはいけない事も色々あるのよ。」
にこやかに語りかける楓だが、その心中では知世の屈辱感や不安を想像して楽しんでいる。
妄想しているわりには事務的な正確さでオムツの装着を終わらせた楓は、知世をベッドから立たせ、千春と替わらせた。
ベッドに横たわった千春は、知世がやったように腰を浮かせ、それに気付いた最は心得たりとばかりに平オムツと
オムツカバーのセットを隙間に挿しこみ、位置を調整する。
「はい、腰を降ろしていいよ。」
優しく語り掛ける最。
千春は最の真意を測って、彼女の妹としての役を演じようと、素直に従って微笑み返す。
(ああ、やはり鈴だ・・鈴が私の元に帰ってきてくれたようだ・・・)
生前の妹の面影を千春に投影し、しばらく手を止めて千春の笑顔に見入ってしまう最。
「最。手が止まってるわよ?貴女(あなた)らしくも無い・・・。」
楓の注意でようやく我に返った最は、慌ててオムツ装着の作業を再開した。
さて、奈緒子と苺鈴が収容されている牢でも、みさきと珠代によって作業が行なわれている。
まずは奈緒子がベッドに横たわり、みさきは腰を浮かせるように言う。
「奈緒子ちゃん、オムツは恥ずかしいやろうけど、勘弁な。じっとしてたら、すぐ終わるから・・」
小さく頷いて奈緒子がブリッジの姿勢を取ると、みさきはすぐ腰の下にオムツセットを敷いて、腰を降ろすように促す。
「ん・・・」
紙オムツの感触に慣れないのか、表情を曇らせる奈緒子。
「あ〜、やっぱり気持ち悪いん?辛抱して〜な。」
慌てて慰めるみさき。
そんな姿を見て、この人は悪い人ではなさそうだと、安堵の表情を返す奈緒子。
(144)へ続く

4 名前:品川くじら [2012/01/07(土) 03:39]
さくらと淫らなサバト(144)
みさきの言葉に従順に従う奈緒子へのオムツ装着は、ものの数分で終わり、奈緒子は苺鈴と位置を交替する。
ベッドに横たわった苺鈴に、珠代は奈緒子がやったようにしろと命令した。
高圧的な態度に反感を覚えるも、今は我慢しておいた方が得策と考えて、ブリッジ姿勢で腰を浮かす苺鈴。
「よし、だいぶ解かってきたじゃねぇか支那畜。今、オムツ敷くからジッとしてろよ。」
いつに無く満足げな笑顔で、オムツセットを苺鈴の腰の下に挿しこみ位置を調整する珠代。
「そのまんま腰を降ろせ。」
珠代の一言で平オムツの上に腰を降ろす苺鈴。
後はオムツを腰に巻きつける作業が続くのだが、その光景をベッドの傍らで見ながら奈緒子は
(あの反抗的だった苺鈴ちゃんが、こんなに大人しく珠代さんの言う事を聞くわけが無い・・これは何かある・・・)
と、直感的に推察する。
抵抗と弾圧というプロセスが省かれた為か、作業はスムーズに進み、やはり数分でオムツ装着は終わった。
「今回は素直だったな。褒めてやるよ、支那畜。」
にこやかに後片付けする珠代。
そして何を思ったのか、先に牢を出て行ってしまう。
珠代の後姿を見送ったみさきは、こっそりと苺鈴に近付き耳打ちした。
「ええか?今晩は寝込んだらあかんよ。私がこっそりここから逃がしてあげる。」
それを聞いた苺鈴は、先程見たみさきの奈緒子への態度から信じていいものと考える。
(ああ、奴らの中にも心正しい人もいたんだ。よし、この人が作ってくれるチャンスを最大限利用しよう。)
自分が計画していた脱走の好機が舞い込んできた事に内心小躍りして喜ぶ苺鈴。
「戻るのが遅れると私も怪しまれてしまうから、これで行くけど今聞いた事、忘れんようにな。」
みさきは念押しすると、牢から出て施錠し、珠代の後を追う。
他の牢からもメイドたちは退出したようだった。
(145)へ続く

5 名前:品川くじら [2012/01/08(日) 02:55]
さくらと淫らなサバト(145)
総ての牢からメイド達がいなくなったのを確認した知世は、廊下に面した鉄格子の傍らへ移動し、小声で呼びかける。
「さくらちゃん、さくらちゃん、聞こえまして?」
数回の呼びかけに気付いた、さくらは声の聞こえ易い鉄格子側に移り、応えた。
「なぁに?知世ちゃん・・。」
「実はこの施設の方々の正体に目星が付きましたの。」
盗聴に備えて声を潜めながら語りかける知世。
「本当?いったいどこの誰なの!?」
おもわず身を乗り出して聞き入るさくら。
「N機関ですわ・・。勝手に電波を送りつけ、税務署でもないのに毎年お金を集めて廻る謎の団体。」
「それ、聞いた事がある。全国規模の組織らしいよ。」
話に気付いていたのか、奈緒子も加わった。
「怖い・・私たち、そんな巨大組織に攫われたっていうの・・・。」
さくらの傍らで怯える利佳。
「どうしよう・・その人達、私たちをどうするつもりなのかなぁ・・・。」
知世に寄り添う千春。
皆、極度の緊張を強いられている所為で寝付かれず、さくら達の会話を聞いていたらしい。
「実は逃げる方法があるのよ。聞いてくれる?」
苺鈴が先程の話をした。
「みさきさんが・・逃がしてくれるというの?」
猜疑心の強い奈緒子は鵜呑みには信じようとしない。
「でも折角の話を無駄にするわけにはいかないでしょ?」
利佳は話に乗った。
「ただ子供の足でどこまで逃げ切れるか・・・大きな賭けですわね・・。」
知世は迷っている。
「そんなの、やってみなくちゃ解からないよ。さくらちゃんはどう思うの?」
千春は判断を委ねる。
「やれるだけの事はやってみようよ。大丈夫、きっと大丈夫だよ!」
さくらはポジティブに答えを出す。
「それなら組織の方たちを油断させる為に、今は寝たふりをしていた方がいいですわ。」
知世が策を提案し、6人はベッドに横たわって息を潜(ひそ)める。
そして、まんじりともしない時間が流れて、数時間後、牢獄の近くにある鉄の扉の開く音がした。
半開きの扉から滑り込んできた小さな姿は、みさきだった。
彼女は苺鈴の入れられている牢に走り寄る。
(146)へ続く

6 名前:品川くじら [2012/01/09(月) 02:56]
さくらと淫らなサバト(146)
「苺鈴ちゃん。起きてる?こっち来てぇな。」
みさきは牢の檻越しに呼びかける。
ムクリと起き上がった苺鈴は足音を立てぬように注意しながら、みさきのいる方へ歩いていく。
「まず手枷外そうか。後向いてくれる?」
みさきの指示で手枷のある背中を向ける苺鈴。
鉄格子の隙間から手を伸ばした、みさきは留め金を外して苺鈴の両腕を解放した。
苺鈴は手が自由に動かせる事を確認すると、みさきに向き直って一礼する。
そんな苺鈴に、みさきは鍵束を手渡す。
「これで殆どの鍵は開けられる筈だよ。上手く逃げてぇな。」
鍵束を手に取り、満面の笑みを浮かべながら
「ありがとう、みさき。でもあんたは大丈夫なの?」と
脱走の手助けが組織にバレた時の事を心配する苺鈴。
「ここに長居すると私も怪しまれてしまうから帰るけど、これをさくらちゃんに渡してあげて。」
みさきはカードケースらしき物と奇妙な形をしたペンダントを苺鈴に手渡す。
「わかった。渡しとくわ。」
苺鈴は受け取った物を静かに足元へ置いた。
「それじゃ、しっかりな。」
みさきは元来た道を足早に立ち去っていく。
2人のやりとりが終わったのを確認した奈緒子は、既に牢の鍵を開けようと合う鍵を探している苺鈴に
近付き、「早くみんなに知らせようよ。」と話しかけた。
が、気配で解かったのか、隣の牢から知世の声がする。
「先程のやり取り聞こえてましたわよ。」
「苺鈴ちゃん、ファイトだよ、ファイト。」
千春も小声で応援した。
「落ち着いて、失敗しないようにね。」
利佳の声も聞こえる。
「大丈夫。絶対大丈夫だよ。」
さくらも無敵のおまじないで励ます。
5人とも脱走計画に向けた意気込みで興奮気味のようだ。
そして苺鈴の試した数個目の鍵が適合したらしく、彼女の牢の扉が開いた。
(147)へ続く

7 名前:品川くじら [2012/01/09(月) 03:45]
さくらと淫らなサバト(147)
牢から出た苺鈴と奈緒子は次々と仲間の入れられている牢の鍵を開ける。
6人はやっと掴んだ自由への可能性に歓喜した。
が、未(いま)だ謎の組織の施設に捕われている事実に変わりはなく、
全員が力を合わせ無ければ成功しないであろう困難を痛感した。
「頑張ろうよ、みんな。」
さくらは皆を励まして茨の道を踏み出そうとする。
「あっ、みさきからこれ、あんたにって預かっておいたわよ。」
苺鈴はあのカードケースとペンダントを手渡した。
それを見たさくらは小躍りして喜ぶ。
(クロウカードと魔法の鍵だ!これで魔法が使えればどんな事でも大丈夫!!)
先を急がなければならない一行は牢獄の出入り口にある鉄の扉の所まで進む。
扉の手前側にある小さな鉄の箱に鍵穴があり、そこへ鍵を差し込んで開けるらしい。
さっそく苺鈴が鍵束から適合する鍵を選び始め、数回の試行錯誤で鍵を開けた。
鉄の扉の向こう側は例の大広間へ向う道と、それとどこへ続くのか解からない2つの道に分岐している。
「確か真っ直ぐ行くと大広間だったわ。」
利佳が言う。
「右へ行けばいいの?左へ行けばいいの?」
千春は左右を見回す。
「とりあえず右へ行くわよ!」
苺鈴が先頭に立って、一行は右へ曲がっていく。
しかし、しばらく行くと鉄の扉に遮られた。
またキーボックスがあったので苺鈴は鍵を探すが、今回は適合する鍵が無い。
渋々十字路まで引き返して、反対側の道へ進む。
またも鉄の扉に遮られたが今度は鍵が適合して開く。
同じような事が何回か繰り返された後、6人はようやく施設の外へ出られた。
見上げた空は薄明の夜空であり、間も無く陽が登るだろう事は彼女達にも解る。
一行の出た場所は高い壁に囲まれた通路とでも呼ぶべき場所であり、左手はすぐ行き止まりなので右手へ向けて進むしかない。
やはり打ちっぱなしコンクリートで舗装された道は素足の少女達には硬く、立ち止まりがちになるが歩く他なかった。
通路は緩やかに傾斜しながら続く。
どうやら坂の上に何かがあるようだった。
(148)へ続く

8 名前:品川くじら [2012/01/10(火) 01:29]
さくらと淫らなサバト(148)
とぼとぼと行き先不明の坂道を登る、さくら達の背後で突然サイレンが鳴り響いた!
「気付かれたんだ!先を急ぐよ!!」
苺鈴が叫ぶ。
先程6人が出てきたドアの方角から男達の声と靴音が聞こえてくる。
「この規模の施設のセキュリティとしては杜撰だと思っていましたけど、ようやくお出ましってところですわね。」
知世はそう言って強がるが、捕まれば引き戻された上に、どんなお仕置きが待っているか解からない。
少女達は足が痛いのを我慢して走り始めた。
坂の頂上がどんどん近付いてくる。
ようやく辿り着いた目的地は平らな広場になっていて、低い壁に囲まれ、中心部に10メートルくらいの高さの
コンクリ製らしい建造物があり、その上にボロボロに錆び付いたサッカーゴールのような物が載っていた。
「ここは何なの!?どうすればお家に帰れるの?」
予想とは大幅に違う目的地の有様に利佳は呆然と辺りを見回す。
「早く!早くなんとかしないと捕まっちゃう!!」
千春は背後から迫る男達の声に怯えて叫ぶ。
広場の入口付近に黒服の男達の姿が見えると、苺鈴は皆を誘導して建造物の方へ向う。
「こんな所で、こんな所で・・捕まるわけなんかにいかないのよぅ!!」
必死の形相を浮かべる苺鈴。
黒服達は矢のようなスピードで少女達に追いすがってきた。
とても子供の足で敵う相手では無い。
「あっ、あんなところに階段がある!」
奈緒子が錆びた手すりのある狭い階段を見つけて叫んだ。
もはや男達に追いつかれる寸前の少女達には階段を登る以外に選択肢が無かった。
「いたぞ!」「何をしている!早く捕まえろ!!」
追っ手の叫び声に追われて、階段を駆け上る6人。
先頭を行く苺鈴が階段を登りきり、背後を振り向くと、そこには信じられない光景が朝焼けに浮かび上がっていた。
見渡す限り一面の大海原に波頭が朝日を照り返して光っている。
唖然とした苺鈴の姿に、
さくらは「どうしたの!?早く逃げないと捕まっちゃうよ!!」と急き立てるが、
苺鈴が無言で指差す方向を見て同じく絶句した。
希望を断つ残酷な海原がそこにあったのだ。
(149)へ続く

9 名前:品川くじら [2012/01/11(水) 04:30]
さくらと淫らなサバト(149)
「周りは一面の海・・・ここは島だったのね・・・・・」
利佳が呻くように言う。
「こ、これは・・・これでは船か飛行機がなければ、脱出できないという事ですの・・・」
事態に気が付いた知世も絶句した。
その時、パチパチパチと手を叩く音がして、建物の影から数人の人影が現れる。
「知世ちゃん、ご名答だね。そう、君たちはこの島から逃げる事は出来ない。」
声の主は首領だった。
どうやら数人の黒服やメイドと共に待ち伏せていたらしい。
思わず別方向へ逃れようとする6人だったが、その方角からも数人のメイドと黒服が現れ、道を塞ぐ。
「おかしいよ!どうして私たちの行き先が解かったの!?」
千春が驚き叫ぶ。
「罠・・・罠だったんだね・・・どうも話が美味(うま)すぎると思った・・・。」
奈緒子の不安は的中したようだ。
さらに背後から追ってきた黒服達が階段を駆け上がって姿を現し、さくら達は3方向から囲まれてしまった。
じりじりと包囲網は狭(せば)められ、6人は身を寄せ合うように固まってしまう。
「ああ、『ここは日本ではない』って、そういう事だったのね!」
奈緒子は首領の言葉を思い出して叫んだ。
「奈緒子ちゃん、憶えていてくれたかね。そう、ここは日本本土から約1000キロ離れた島だ。
戦時中にはサイパンから飛来するB29を監視する為のレーダー基地だったらしい。
君らの目の前にある錆び付いたサッカーゴールみたいな物は
当時使われていたレーダー『タチ4式電探』だよ。」
首領は施設のある島について概要を語った。
「すると施設は昔の基地司令部を改造したものか何かですのね・・・」
知世が呟く。
「そう、言うなればリサイクルって奴かな?空襲に備えた地下施設として作られてたから使いやすかった。」
首領は言葉を続ける。
「だから君達が逃げる方向を特定し、お待ちする事が出来たという次第だよ。」
会話している間にもメイドと黒服達は、さくら達との距離を詰めてくる。
耐え切れなくなったさくらは遂にカードケースから1枚のクロウカードを取り出し、魔法の鍵をかざして呪文を唱えた。
「契約の名の元にさくらが命じる!レリーズ!!」
(150)へ続く

10 名前:品川くじら [2012/01/12(木) 03:42]
さくらと淫らなサバト(150・最終話)
しかし魔法の鍵が杖に変わる事は無く、結界で固定される筈のカードは、そのまま地面に落ちた。
「こ、これはどういう・・・」蒼ざめ、立ちすくむ、さくら。
「よく出来ているだろう?魔法の鍵とクロウカードのレプリカ。中々に苦労したよ。」ニヤニヤと笑う首領。
「・・・偽物だったの!酷い・・・」ショックのあまり、さくらは力なくカードケースと鍵を落としてしまう。
「もう君はカードキャプターでは無いんだ。本物のカードと鍵は今頃、日本海溝の底さ。海底地震計に詰め込んでおいた。」
どうやら組織の力は日本の各省庁にまで及んでいるという事なのだろう。
「ケロちゃんは!?ケロちゃんはどこにいったの!?」アドバイザーでもあるマスコット、ケロちゃんこと、ケルベロスの行方を問い詰める、さくら。
「ああ、あの縫いぐるみなら今頃地球から5万キロ離れた静止衛星の中だよ。どうやらやっかいな物らしいからね。」
自分を救出してくれそうな最後の望みであるケルベロスが宇宙の彼方に追いやられてしまった事実を知り、さくらは絶望し、座り込んでしまう。
「さくらちゃん、気を確かに!」知世はさくらに駆け寄り励ますが、さくらは放心状態のようだ。
「魔法になんか頼らなくても!!」苺鈴は拳を握り締めて絶望的な突撃に出た。
しかし黒服の一人に向けて繰り出した渾身の一撃を簡単にブロックされた挙句、数人の男に取り押さえられてしまう。
もはや自力で組織の魔手から逃れる事は不可能となった。
残る利佳、千春、奈緒子の3人も黒服やメイドに捕まり再び手枷、足枷を付けられて拘束される。
「酷いよ!みさきさん!なんで私たちを騙したの!?」
メイド達の中に、みさきの姿を見た奈緒子は声を震わせて抗議した。
「ごめんな、奈緒子ちゃん。私も首領に雇われたメイドでしかないんよ・・・。」
力なく肩をすくめて、済まなそうな顔を作る、みさき。
どうやら脱走劇は少女達の希望や反抗心を削ぎ取る為に、組織によって仕向けられた作戦だったようだ。
6人の少女達は再び性の煉獄である地下施設へと引き戻されていった。
<さくらと淫らなサバト>(完)

11 名前:品川くじら [2012/01/12(木) 03:44]
永らくのご愛読、ありがとう御座いました。
「さくらと淫らなサバト」はこれにて完結いたします。

12 名前:はにゃ〜ん [はにゃ〜ん]
はにゃ〜ん

13 名前:はにゃ〜ん [はにゃ〜ん]
はにゃ〜ん

14 名前:品川くじら [2012/01/26(木) 02:07]
続編は只今構想中です。
しばらくお待ち下さい。
仮名「さくくろ」となる予定です。



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